今回は、60周年に向けての意気込みインタビュー、Tuba 三井さんのインタビューをお届けします♪
新響が60周年を迎えるにあたっての感想を率直にどうぞ!
私が入団したのは、平成5年の秋ですから、今年の秋で満28年になりますね。
もうずいぶん長いことお世話になっている気がしてますが、
それでもまだ新響の年齢の半分にも満たないのかと思うと、
あらためてこの団の歴史の深さに感じ入ってしまいます。
それでも四半世紀以上も前ですね。入団時の思い出などありますか?
初めてこの団の見学に来た時の印象は、鮮烈なものでした。
場所は池袋の東京芸術劇場の地下の練習室で、
ヨハン=デ・メイの「指輪物語」の練習をしていたのですが、
曲目も(日本初演がたしかその前年と)旬であったことに加え、
何よりも松田さんが当団で指揮者デビューをされて2年目、
初めてメインを振られるということで、平日の通常練習でありながら、
大変な熱気とテンションを帯びていたのを覚えています。
(このときの印象が、入団を決めた最大の動機でした)。
60周年演奏会に向けた目標を教えてください。
松田さんも、今や押しも押されぬ当団の大マエストロ。
40周年、50周年とも、客演の井﨑先生に振っていただいて、
それはそれで大変良かったのですが、私の個人的な想いとしては、
60周年は、是非、長年苦楽を共にしてきた常任指揮者の下、
(私が初めて新響に接したときに感じたような)、
熱気と一体感のあるステージにしていきたいな、と考えています。
あとは、一演奏者としても、一生の記憶に残るような、
本当にやり尽くしたといえるような演奏会にしたいですね。
しっかり練習して、下地を積み上げていけるよう、
今からでも(心を入れ替えて?)頑張りたいと思います。
そうですね。素敵な舞台になるよう、団員一丸となって頑張っていきたいですね!
三井さん、ありがとうございました!